株式会社
- 株式を発行して、多くの人びとから多額の資金を集める法人企業
- 現在の資本主義経済では、一般的な企業形態
- 資金を出して株式を持つ株主と、実際に経営にあたる人とが別(所有と経営の分離)
- 専門的な経営の知識や能力を持った取締役からなる「取締役会」で経営方針を決め、「代表取締役」が中心となって執行する
- 株式を株式市場で売買することができる
- 日本では、個人の株主より、銀行などの企業が株式を持つ法人株主の比重の方が高い
- 同一企業グループ内の企業同士で、株式を相互に保有すること(株式持ち合い)も多い(法人資本主義)
株主
- 会社のあげた利潤の一部を、配当として受け取る
- 株主総会で、1株につき一つの議決権を持っている
- 株式の売買で利益(損益)を得ることもできる
- 株式の価格(株価)が購入したときの株価より上がれば、その差額が利益となる(キャピタル・ゲイン)
- 株価が下がると、その分が損となる(キャピタル・ロス)
- 会社が倒産すれば、その株式の価値がゼロになってしまうこともある
- 会社の活動に対して、その出資額の範囲内で有限責任を負うだけ
- 会社の負債まで返済する無限責任は負っていない
株主総会
- 株式会社の最高意思決定機関
- 取締役の選任や決算の承認などを行っている