企業会計原則
- 企業会計の実務において慣習として発達したものの中から、⼀般に公正妥当と認められたところを要約したもの
- 「⼀般原則」、「損益計算書原則」、「貸借対照表原則」の3部構成からなる
⼀般原則
- 企業会計全体に関する包括的な基本原則
- 財務諸表の作成における、会計処理⽅法や財務諸表の表⽰⽅法に関する規範的なルールを、8つの原則によって⽰している
- 真実性の原則
- 正規の簿記の原則
- 資本取引と損益取引との区別の原則
- 明瞭性の原則
- 継続性の原則
- 保守主義の原則
- 単⼀性の原則
- 重要性の原則
企業会計原則
⼀般原則
会計の捉え⽅
静態論と貸借対照表
動態論と損益計算書
静態論 → 動態論 → 静態論
現⾦主義 → 発⽣主義 → 現⾦主義
利益の計算⽅法
貸借対照表での利益計算
損益計算書での利益計算
貸借対照表と損益計算書は利益でつながっている
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← 連動 →
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損益計算書の構成
借⽅(左) | 貸⽅(右) |
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費⽤ | 収益 |
利益 |
貸方(右)
借方(左)
損益計算書とは
損益計算書が⽰す利益
資産に該当する勘定科⽬を記録するとき
借⽅ | 貸⽅ |
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資産が増加 → 複式簿記で借⽅に⾦額を記録 | 資産が減少 → 複式簿記で貸⽅に⾦額を記録 |
借⽅ | 貸⽅ |
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借⽅と貸⽅に記録された⾦額をそれぞれ合計して、その差額を借⽅に反映 |
負債・資本に該当する勘定科⽬を記録するとき
借⽅ | 貸⽅ |
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負債・資本が減少 → 複式簿記で借⽅に⾦額を記録 | 負債・資本が増加 → 複式簿記で貸⽅に⾦額を記録 |
借⽅ | 貸⽅ |
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借⽅と貸⽅に記録された⾦額をそれぞれ合計して、その差額を貸⽅に反映 |
貸借対照表の構成
借⽅(左) | 貸⽅(右) |
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資産 | 負債 |
資本(純資産) | |
総資産 | 総資本 |
借⽅(左)
貸⽅(右)
貸借対照表とは
貸借対照表等式
財務諸表とは
会社法により作成義務がある財務諸表 | ⾦融商品取引法により作成義務がある財務諸表 |
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財務諸表の作成
財務諸表に関する会計の流れ
会計における「取引」
複式簿記
借⽅ | 貸⽅ | ||
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勘定科⽬A (例:現⾦) | 10,000 | 勘定科⽬B (例:売上) | 10,000 |
財務諸表の構成
会計⽤語による利害関係者への伝達