会計上の判断
- 会計上の判断は「会計が経営活動を⾏う企業をどのようにて捉えるのか」によって最終的に規定される
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企業の捉え⽅(企業観)
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会計の⽬的を決定(会計の⽬的観)
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会計上の判断を規定
企業観とは
- 企業実体の公準「企業は所有者と切り離されたもの(資本と経営の分離)」を前提とした企業の捉え⽅
- 企業は誰のものか?
- 企業の利害関係者をどう⾒るか、どのように位置づけるか?
会計主体論とは
- 企業会計を考える上で、企業とその利害関係者との位置づけを論ずること
- 会計処理における最終的なよりどころ
- どのように認識、測定、伝達するのか?
- 会計はどのような(誰の)観点から⾏われるのか?
- 会計の⽬的とは何か?
- 企業の多様な利害関係者(ステークホルダー)の存在をどうみるのか?
- 利害関係者をどのように位置づけるのか?
会計主体論の位置づけ
- 企業実体の公準、企業観、会計主体論の関係は以下のようになる
企業実体の公準 資本と経営の分離
↓会計主体論 企業観 (所有者は誰か)
↓会計の⽬的観 (認識、測定、伝達の⽬的)
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|→ 会計上の判断
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会計処理