2024.05.10 10. 株式会社 株式会社 株式を発行して、多くの人びとから多額の資金を集める法人企業 現在の資本主義経済では、一般的な企業形態 資金を出して株式を持つ株主と、実際に経営にあたる人とが別(所有と経営の分離) 専門的な経営の知識や能力を持った取締役からなる「取締役会」で経営方針を決め、「代表取締役」が中心となって執行する 株式を株式市場で売買することができる 日本では、個人の株主より、銀行などの企業が株式を持つ法人株主の比重の方が高い 同一企業グループ内の企業同士で、株式を相互に保有すること(株式持ち合い)も多い(法人資本主義) 株主 会社のあげた利潤の一部を、配当として受け取る 株主総会で、1株につき一つの議決権を持っている 株式の売買で利益(損益)を得ることもできる 株式の価格(株価)が購入したときの株価より上がれば、その差額が利益となる(キャピタル・ゲイン) 株価が下がると、その分が損となる(キャピタル・ロス) 会社が倒産すれば、その株式の価値がゼロになってしまうこともある 会社の活動に対して、その出資額の範囲内で有限責任を負うだけ 会社の負債まで返済する無限責任は負っていない 株主総会 株式会社の最高意思決定機関 取締役の選任や決算の承認などを行っている