4. 企業の利害関係者

利害関係者(ステークホルダー)

  • 企業には、多様なステークホルダーが存在する
  • ステークホルダーそれぞれが、独⾃の利害関係や関⼼事を持っている

直接的ステークホルダー

  • 株主、経営者、債権者
  • 事業の元⼿を拠出
  • 企業は直接的にステークホルダーに対して、会計責任(アカウンタビリティ)がある
ステークホルダー 企業との利害関係 関⼼事
株主 現在の投資対象
  • 出資による持ち分に関わる報酬(配当)の額
  • 配当の適正性
  • ⾃⼰の持ち分の保全状態
株価 経営者経営活動の責任を持つ対象
  • ⾃⼰の責任に帰されることとなる「経営成績」
  • ⾃⼰が得る報酬に直結する経営成績とその向上
債権者(銀⾏など) 融資対象

  • 貸し付けた資⾦の回収の確実性
  • 将来における資⾦の融通の是⾮
投資者 将来の投資対象
  • 企業の将来における収益性
  • 他の企業と⽐較した場合におけるその企業の将来性
従業員 ⾃⼰の労働に対して報酬を得て、⽣計を⽴てるための基盤
  • 報酬の額
  • 企業の負担能⼒
  • ⾃⼰の労働にかんがみたその適正性
消費者 ⽣活に要する財、および⽤役の供給源
  • 財・⽤役の安定的かつ継続的な供給の維持
  • 価格の適正性
⾏政府当局 国家、地⽅財政に不可⽋の財源
  • 企業の課税所得の算定
  • 担税能⼒(担税⼒)の適正な判定