73. キャッシュフロー計算書

利益

  • 損益計算書と貸借対照表の財務表において計算される
    • 損益計算書
      • 会計期間の利益の増加要因と減少要因とが示され、その期間の利益が計算される
    • 貸借対照表
      • 利益は、資本(純資産)として示される

収支

  • 決算時点の現金の在り高は、貸借対照表に示される
    • 会計期間における現金の入りと出は、損益計算書や貸借対照表には示されない
  • 会計期間の収入(現金の増加)と支出(現金の減少)を知るためには、収支についてまとめられたキャッシュフロー計算書が必要になる

キャッシュフロー計算書
営業活動、投資活動、財務活動の3つの側面から企業の1期間における収支の状況をまとめている

  1. 営業活動(営業活動によるキャッシュフロー)
    • 商品の購入から販売に至るまでの活動
    • 購入、販売に附随する信用取引(掛けや手形による代金のやりとり)や販売、管理に関する活動
  2. 投資活動(投資活動によるキャッシュフロー)
    • 建物、備品などの有形固定資産の購入、売却活動
    • 有価証券の売買や貸し付けに関する活動
  3. 財務活動(財務活動によるキャッシュフロー)
    • 資金調達に関する活動
    • 株式、社債の発行や借り入れ
    • 減資
    • 社債の償還
    • 借人金の返済