第8章をまとめると次の通りである。
- 変化に直面した組織を率いる経営者は、まず必要な「資源」を確保し、次に組織に成功するための「プロセス」や「価値基準」があるかどうかを検討しなければならない。
- 組織の能力そのものが、無能力の決定的要因になる。
- 組織で慣例的に使ってきたプロセスが、新しいプロジェクトに適しているかどうかを検討する。
- 組織の価値基準にもとづいて、プロジェクトに高い優先順位が与えられるかどうかを検討する。
- 能力の高い人材を、新しい仕事の成功には役立たない「プロセス」や「価値基準」の中で働かせようとすると、イノベーションが困難になる。
<参考文献>
クレイトン・クリステンセン (著) (2001)『イノベーションのジレンマ 増補改訂版:技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』翔泳社