2024.05.08 8. 消費と国民経済 日本の消費 家計の消費動向が、国民経済に大きな影響を与えている 現在、 日本の国民総支出の6割弱を「民間消費支出」が占めている 消費の特徴 好況で所得が多くなると増加し、それがさらに好況を拡大する 不況や景気の先行きが不透明なときは落ち込み、不況からの回復が遅れる 物価が上昇すると、賃金の上昇はそれより遅れる傾向があるため、実質所得が一時的に減少し、消費は落ち込む 株や土地の価格上昇によって資産の価値が上がると、消費も増えることがある(資産効果) 外国為替相場の円高が進むと、輸入品の価格が下がり、海外製品の消費が増加する傾向がある