2024.06.14 44. 銀行 銀行の活動 預金業務(受信業務) 家計・企業から資金を預かる(頂金) 貸出業務(与信業務) 資金を企業などに融資する 家計・企業に支払う「預金利子」より高い「貸出利子」を企業などから得る 預金の種類 当座預金 企業が決済用に利用する 預金の支払いは「小切手」や「手形」を通じて行う 普通預金 自由に預金・払戻しができる 家計の給料・年金などの受け取り、公共料金の支払い、クレジットカードの利用代金の支払い、ローンの返済などに利用される 定期預金 預金してから一定期間は引き出せない 原則として満期日まで引出しができないが、その代わりに普通預金と比べると金利は高くなっている 貸出の種類 手形割引 手形割引支払期日前の手形を、支払期日までの利子を差し引いて買い取る形で、資金を貸し付ける 手形貸付・証書貸付 企業の設備投資や家計の住宅ローンなどの長期にわたる資金を、約束手形や借用証書により貸し付ける 銀行の信用創造 銀行は預金のうち、支払準備金(銀行が預金の払戻しに備えて保有する資金)以外を貸出に回す ↓ 企業は、貸し出された資金を当座預金として、いったん銀行に預けて利用することが多い ↓ 銀行は、企業の当座預金をもとに、他の企業に新たな貸出を行う ↓ 融資を受けた企業は、当座預金に資金を預ける ↓ これらを繰り返す ↓ 銀行は最初に受け入れた預金(本源的預金)の何倍もの預金を生み出す(信用創造)