複式簿記の特徴
- 主な特徴
- 複式簿記の卓越性
- 財産の管理
- 資本と利益に関する記録
- 勘定=簿記において資産などの増減などを記すための細分された単位
- 勘定は、「実在勘定」と「名目勘定」とに大別され、さらに「実在勘定」は「人名勘定」と「物財勘定」とに分けられる。
- 人名勘定 → 物財勘定 → 名目勘定、の順に生成した、とされている。
- 人名勘定 = 債権、債務の勘定 = 債権の備忘記録
- 名目勘定 = 収益、費用の勘定 = 資産などの増減の原因を示すもの
- 複式記入は「名目勘定の生成」をもって成立。
- 名目勘定の生成によってすべての取引を2面的に把握しうるようになった。
勘定 | 実在勘定 | 人名勘定(例:貸付金勘定) |
物財勘定(例:現金勘定、土地勘定) | ||
名目勘定(例:受取利息勘定、賃金勘定) |
勘定の分類
実在勘定 | 名目勘定 |
---|---|
資産、負債、資本 | 収益、費用 |
貸借対照表の項目 | 損益計算書の項目 |
結果を示す | 原因を示す |
ストック | フロー |
経済発展と複式簿記の普及
- 「経済発展 → 複式簿記の普及」という捉え方
- 「商業革命」とも呼ばれる中世イタリアの経済発展が、複式簿記の普及へとつながった。
- 事業規模の拡大や事業形体の複雑化は、「体系的な財産の記録」という必要性をもたらした。
- 経済発展でリードしていたイタリアでその「記録システム」が編み出された。
- 「複式簿記の普及 → 経済発展へ」という捉え方
- マックス・ウェーバー、ヨーゼフ・アロイ・シュンペイター、ヴィルナー・ゾムバルトなど
「複式簿記によってもたらされる資本と利益との峻別、これをもって経済発展の重要な要素とする」
- マックス・ウェーバー、ヨーゼフ・アロイ・シュンペイター、ヴィルナー・ゾムバルトなど