固定資産
- 流動資産 = 短期的に出入りする資産
- 固定資産 = 複数年に渡って保持する資産(建物、備品、車両など)
- 固定資産 → 期をまたいで使用する → 一年間の利益計算に入れてしまうのは適切ではない → 特定の期間に分割して「減価償却費」で計上
減価償却
- 減価償却の出発点
- 18~19世紀イギリスの産業革命期における固定資産の著増
- 生産形態が手工業生産 → 機械による大規模工場生産 → 機械や工場の建物といった固定資産の著増
- 交通革命(運河業や鉄道業)→ 船舶や車輛や線路といった固定資産の著増
- こうした情況が減価償却の考え方をもたらし、やがて減価償却の実践は一般化する。
- 固定資産をどのように利益計算に関連付けるか、というところに近代会計がある。
- 減価償却思考の確立 = 近代会計の成立
- 19世紀前半
- 生産設備を貸借しての経営が一般的
- 配当を増額するために、減価償却を減額または中止する動き
- 「固定資産の買い替え」を意識していなかった。
- 19世紀後半
- 貸借経営から自己所有経営への移行
- 固定資産観の変化 → 固定資産の陳腐化を意識
- 減価償却の意義の普及
- 固定資産の買い替えのための資金の蓄積
- 減価償却 → 利益の減額 → 配当の減額 → 資金の支出が減少 → 資金の蓄積 → 蓄積した資金で、新しい固定資産を購入