複式簿記とは
- 複式簿記=複式記入による簿記
- 複式記入=取引を二面的に把握した形でもって(帳簿に)記入する
- 会計学でいう「取引」とは、資産などの増減をもたらす二面性を持った事象
- 取引というものをふたつの事象に分解して記入するものが複式記入
- 資本と利益とを対象として体系的に行わる記録、ないしはそのシステム
- 取引の持つ二面性ゆえの複式記入を不可欠の要素とする資本と利益のとの記録システム
複式簿記の成立
- 複式記入の成立は「勘定の生成」という面から捉える。
- 複式簿記が成立したのは中世イタリア(ルネッサンス時代)。
- 古代ローマ説もあるが裏付けに欠ける。
- トスカーナ説、ジェノヴァ説、ロンバルディア説、ヴェネツィア説、同時期説(諸地域説)がある。
- パチョーロ(ルカ・パチョーリ)という中世イタリアの数学者が上木した「スムマ」
- 複式簿記について説いている。
- 財産目録の作成、日記帳および元帳における処理、諸勘定の記帳、帳簿の締め切り
- 世界最初の複式簿記書
- 俗語(イタリア語)によって印刷された最初の数学書 → 広く読まれた
- パチョーロの貢献は、当時の簿記の実践、そこにおける複式簿記法を包括的に解き、複式簿記を伝播したこと。